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対戦時間終了時の勝敗の決定方法に関して

表題の件の問い合わせに回答が来たので、いちお掲載。

一部改行位置や、vgd_floor.pdfからの引用等は引用であることがわかりやすいように修正しています。

また、質問メール送信後に、VF世界大会2012 サイドJ シニアクラスの予選を開催していた店舗で読み上げていた案内では、制限時間となった場合は、その時点で双方のダメージを比較し、同点だった場合は、ターンの最後でダメージに差があった場合は、ダメージの少ないプレイヤーの勝利とします、という旨のアナウンスがされていました。
(他のお店では省略してたのかな? 以降も継続して注意して聞いておこうと思います)
質問メールとは、若干前提が異なっているので、読んでいて「?」となってもスルーしていただければと思います。


質問メールここから------------------------------------

カードファイト!! ヴァンガードカードゲーム事務局 御中

いつもヴァンガードで楽しく遊ばせていただいているユーザーの、nybbと申します。

現在、全国各地の店舗で開催されている、VF世界大会2012 サイドJ シニアクラス 【7/30(月)~9/2(日)】に関連しての質問です。

20分の制限時間いっぱいとなってしまった場合の勝敗の付け方として、その時点でのダメージゾーンのカードの枚数で決定し、同じだった場合は、ダメージに変動があった際に決定するという形で行われておりますが、(何店かの予選に出ていますが、すべて同様の説明を受けています、)こちらに関して何点か確認させてください。


1. ヒールトリガーの扱い
 ダメージが双方5点。相手の攻撃を受け、ダメージを1点受けることになりましたが、ダメージチェックで、ヒールトリガーを引きました。

以下、引用します。

7.6.1.6.1.1.非ターンファイターは、自身の山札の一番上のカードを、表向きに自身のトリガーゾーンに置きます。
7.6.1.6.1.2.ヴァンガードサークルかリアガードサークル
に、トリガーゾーンにあるユニットと同じクランのユニットがいるならば、トリガーアイコンの示す行動を実行します。
7.6.1.6.1.3.チェックタイミングが発生します。
7.6.1.6.1.4.今回のダメージチェックによりトリガーゾーンに置いたカードがまだトリガーゾーンに置かれている場合、トリガーの有無に関わらず自身のダメージゾーンに置きます。
7.6.1.6.1.5.チェックタイミングが発生します。



 ルール通りに厳密に判断するのであれば、 7.6.1.6.1.3.のチェックタイミングの時点で、ダメージは4対5となり、大会の際に説明されている、「ダメージに変動があった」という条件を満たすと思うのですが、認識が間違っていますでしょうか。

2. ノーライフキング デスアンカー(PR/0054) の能力に関して
 ダメージが双方5点。
 時間終了が告げられた後に、ノーライフキング デスアンカーの攻撃時の能力

【自】【(V)】:[あなたのダメージゾーンから表向きの《ダークイレギュラーズ》を5枚選び、ソウルに置く]このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。


 を発動させました。
 ダメージゾーンの枚数は0と5となり、ダメージに変動があったため、デスアンカーの能力を使ったプレイヤーの勝利でいいでしょうか。

同様に、タイムアップ前にデスアンカーの能力を使用しており、タイムアップを告げられた時に、既にダメージが0対5だった場合、デスアンカー側プレイヤーの勝利でいいでしょうか。

質問は以上になります。

公式ルールでは、

試合時間の終了が告げられた最終ターンが終わってもセットが終わっていなかった場合、以下に従って勝敗を決定して下さい。
1.試合終了時点によりダメージが多かった方を敗北とします。
2. 試合終了時点のダメージの数が同じだった場合はそのままセットを続け、ダメージの数に変化があったならば、ターン終了時にダメージの数が多いファイターが敗北します。


との記述がなされており、終了が告げられた後に、最終ターンを最後まで行うことが本来のルールの主旨だと思います。
実際の大会の運営とは異なっているようですので、気になりました。

ご回答、よろしくお願いします。

p.s. 全国大会決勝においても、「時間終了となったその時点で」との運用がなされており、「全国優勝 遅延デスアンカー」とかいやですよね……。

------------------------------------質問メールここまで


実際に送られてきた回答ここから------------------------------------

『カードファイト!! ヴァンガード』事務局でございます。
お問い合わせ頂きました内容について、ご回答致します。

<ご質問�>
1. ヒールトリガーの扱い
 ダメージが双方5点。相手の攻撃を受け、ダメージを1点受けることになりました
が、
 ダメージチェックで、ヒールトリガーを引きました。

以下、引用します。
>> 7.6.1.6.1.1.非ターンファイターは、自身の山札の一番上のカードを、表向
きに自身のトリガーゾーンに置きます。
>> 7.6.1.6.1.2.ヴァンガードサークルかリアガードサークル
>> に、トリガーゾーンにあるユニットと同じクランのユニットがいるならば、
トリガーアイコンの示す行動を実行します。
>> 7.6.1.6.1.3.チェックタイミングが発生します。
>> 7.6.1.6.1.4.今回のダメージチェックによりトリガーゾーンに置いたカード
がまだトリガーゾーンに置かれている場合、トリガーの有無に関わらず自身のダ
メージゾーンに置きます。
>> 7.6.1.6.1.5.チェックタイミングが発生します。

 ルール通りに厳密に判断するのであれば、 7.6.1.6.1.3.のチェックタイミング
の時点で、
 ダメージは4対5となり、大会の際に説明されている、「ダメージに変動があっ
た」という条件を満たすと思うのですが、
 認識が間違っていますでしょうか。

<回答>
試合終了時点で、ダメージゾーンの枚数が同数の場合、そのまま対戦を続け、ダ
メージゾーンの枚数が変動したターン終了時、その時ダメージゾーンの枚数が多い
方が敗北となります。
ご質問の場合、ヒールトリガーがめくれ、トリガーの効果を処理したターンの終了
時に、ダメージの枚数を比べます。
回復効果により、チェックタイミングでは4枚になりますが、ダメージゾーンの枚
数を参照するのは、そのターンの終了時です。
ターン終了時での枚数は5枚の為、ファイトは続行となります。


<ご質問�>
2. ノーライフキング デスアンカー(PR/0054) の能力に関して
 ダメージが双方5点。
 時間終了が告げられた後に、ノーライフキング デスアンカーの攻撃時の能力
>>  【自】【(V)】:[あなたのダメージゾーンから表向きの《ダークイレギュ
ラーズ》を5枚選び、ソウルに置く]このユニットがアタックした時、コストを払っ
てよい。
 を発動させました。
 ダメージゾーンの枚数は0と5となり、ダメージに変動があったため、デスアン
カーの能力を使ったプレイヤーの勝利でいいでしょうか。

同様に、タイムアップ前にデスアンカーの能力を使用しており、タイムアップを告
げられた時に、既にダメージが0対5だった場合、
デスアンカー側プレイヤーの勝利でいいでしょうか。

<回答>
はい、ご質問の場合は、ノーライフキング デスアンカーの能力を使用したファイ
ターの勝利となります。
試合終了時間までに決着していない場合、その時点でのダメージゾーンの枚数を比
べ、ダメージゾーンの枚数が少ない方が勝者となります。
ご質問の場合、試合終了時点でのノーライフキング デスアンカーの能力を使用し
たファイターのダメージゾーンの枚数は0枚ですので、そのファイターの勝利とな
ります。

ただし、ご質問のような方法での勝利を狙い、意図的に遅延行為等を行った場合、
罰則の対象となります。
最終的には当日のジャッジの判断となりますが、そういった行為を見つけた場合、
ジャッジに申告して下さい。
なお、観戦者であっても、ジャッジへの申告は可能です。


<ご質問�>
公式ルールでは、
>> 試合時間の終了が告げられた最終ターンが終わってもセットが終わっていな
かった場合、以下に従って勝敗を決定して下さい。
>>1.試合終了時点によりダメージが多かった方を敗北とします。
>>2. 試合終了時点のダメージの数が同じだった場合はそのままセットを続け、ダ
メージの数に変化があったならば、ターン終了時にダメージの数が多いファイター
が敗北します。
との記述がなされており、終了が告げられた後に、最終ターンを最後まで行うこと
が本来のルールの主旨だと思います。
実際の大会の運営とは異なっているようですので、気になりました。

<回答>
ターンの進行途中や能力の解決中に試合時間終了となった場合は、その時点で一旦
手を止め、ダメージゾーンの枚数を参照し、勝敗の判定を行います。


以上です。
今後とも、『カードファイト!! ヴァンガード』をよろしくお願いいたします。

------------------------------------回答メールここまで


先日、ブシロードTCG全般のフロアルールが発表されました。
■ブシロードTCG応用フロアルール ver.1.00 (PDF形式)

こちらのP22、P23にもスロープレイに関しての記述もありますが、デスアンカーを使う人は、制限時間のある公式大会においては、遅延をしていると疑われないように、事前に十分に練習を行って、すばやいプレイングを心がける必要があると思います。
(実際、あるお店の予選で、デスアンカーを使っていた人のプレイがゆっくりで、時間が足りなくなりそうになった経験があります)

一方、対戦相手がデスアンカーだった場合は、遅延による勝利を狙う人である可能性があることも頭の片隅に入れておいた方がいいでしょう。(前提として疑わないといけない、というのは悲しいものではありますが…)


あと、ブシさん、ユーザーサポートの返信メールで機種依存文字を使うのはどうかなー、と思いますw
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nybb

Author:nybb
都内在住。
私と長男、次男の3人でヴァンガードをプレイしています。

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